ブレインストーミングとは
ブレインストーミングとは、会議などで活用される集団発想法であり、複数人で自由に意見を出し合うことで新たな発想を生むことを目的としています。
ブレインストーミングの4原則
1.自由にアイデアを出す
ブレインストーミングでは、楽しく自由な発想でアイデアを出し合うことが大切です。非現実的なアイデアや荒削りなアイデアであってもそこから新たなアイデアが生まれることもあります。どんなアイデアでも歓迎しましょう。
2.質より量を重視する
ブレインストーミングでは、アイデアの質にこだわらず、多くのアイデアを出すことを重視します。
3.アイデアの否定や評価をしない
ブレインストーミングでは、アイデアの良し悪しはありません。原則の1、2でも述べたようにブレインストーミングで重要なのは様々なアイデアをたくさん出すことです。出てきたアイデアを否定せず、参加者がリラックスしてブレインストーミングに参加できるようにすることが大切です。
4.アイデアをまとめ、発展させる
アイデアを出しきった後はそのままにせず、アイデアを整理します。そして、複数のアイデアを組み合わせたり、一部を変化させたりすることで新たなアイデアを生み出していきます。
ブレインストーミングのやり方
1.目的の設定
まず、なぜブレインストーミングを行うのか、目的をしっかりと設定します。目的がはっきりしていないと話が脱線したり、好き勝手に話すだけになってしまいます。
2.進行役の決定
ブレインストーミングをスムーズに進めるため、進行役を決定します。進行役の進め方や雰囲気作りによってブレインストーミングの結果も左右されるため重要な役割です。
4.時間を決めてアイデアを出し合う
制限時間を設けてアイデアを出し合います。この時、ブレインストーミングの4原則を念頭に置いて自由に様々なアイデアを出し合います。また、制限時間を設け、集中してアイデアを出し合うことでスピーディで生産的なブレインストーミングを行うことができます。
5.アイデアをまとめる
ブレインストーミングでアイデアを出し合った後は、アイデアを整理することが大切です。アイデアの整理法として「KJ法」や「マインドマップ」などがあります。
ブレインストーミングで役立つフレームワーク
KJ法
KJ法とは、ブレインストーミングで出たアイデアを1つずつ付箋に書き、関連のあるもの同士でグループ化してアイデアを整理する手法です。アイデアを論理的に可視化でき、アイデア同士の共通点が見つけやすくなります。
マインドマップ
マインドマップとは、中心にテーマを書き、そこから放射線状に関連するアイデアを書き出していきます。アイデア同士の繋がりが可視化でき、全体像が把握しやすくなります。
まとめ
ブレイングストーミングは様々なアイデアを自由に発想し、そのアイデアを整理・発展させて結論を導き出すものです。4原則を意識し、また情報整理のフレームワークを活用することでより効果的にアイデアを生み出すことができます。
